10年間、“果歩”という名前で音楽と言葉を紡いできた新潟県出身のシンガーソングライター、作家の葉野かほ。2026年、新たな名前とともに再出発を果たした彼女は、4月から11月まで毎月連続リリースという意欲的なプロジェクトに取り組んでいる。変化のなかで見つめ直した自身の表現、創作の原点、そしてこれから届けたいものとは何か。現在地とこれから描く未来について話を聞いた。
最近どんな音楽を聴いてますか?
普段移動中などはラジオを聴くことが多く、あまり音楽を聴かないのですが、ハマったらその曲をずっと聴くタイプです。柴田聡子さんの『雑感』を聴いています。
ご自身の作品で一番のお気に入りは?その理由も聞かせてください。
最近のお気に入りは4月にリリースされた『少女のままで』です。改名前から歌っていすのですが、歌手になりたいと思った少女時代から「果歩」そして「葉野かほ」になるまでをぎゅっと詰め込んだ曲で、これを歌えば自分がどんな人間なのかがわかる代表曲になったと思うからです。

影響を受けた/大好きなミュージシャン、アーティストはいますか?
NakamuraEmiさん。
上京してから私のそばにはEmiさんの音楽があります。交流もある大好きな先輩なのですが、もうだめかもと思った時も、ライブを見れば「やってやるぞ!音楽しかない!」といつも思わせてもらっています。
お人柄ももちろん素敵で愛情深く、いつも格好いいEmiさんを尊敬しています。全ての曲が好きですが『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』を聴くとあの頃の気持ちや、空気が蘇って、また頑張ろうという気持ちになります。私もかっこい大人として、生きていきたい!

音楽を始めたきっかけは?
とにかく歌うことが大好きだったからです。保育園の頃から気づいたら夢は歌手になることでした。
音楽制作のインスピレーションになるものはなんでしょう?
生活の何気ない部分にあると思います。少しでも自分の心が揺れた物事はメモをするようにしています。
音楽の表現において、大切にしていることはどんなこと?
嘘は書かないこと。ちゃんと自分の言葉と感性で表現できるように努めています。
これまでで一番思い出に残ってるライブ体験は?
初ライブです。ステージから見る友達の笑顔が、歌が好きという気持ちを再確認させてくれ、音楽人生をスタートできた感動を覚えています。

これまで、自分が救われた音楽はありますか?
自分が曲を生み出すことで、自分を救ってきたような気がします。
最近気になっているニュースや社会問題はある?
暑すぎること。暑さが苦手なので心配です。
好きな映画はある?
ジブリの耳をすませば
創作活動に欠かせないアイテムや機材はありますか?
iPhoneのメモとボイスメモ 当時からこのスタイルでやっています。
5/27 リリース『愛すべきふたりの哲学』作品に込めた想いを聞かせてください。
2021年頃できた曲。一度ワンマンでバンドアレンジで歌ったことのあります。
あるひとが引っ越すと聞いて作りました。いろんな話をして、たくさんの時間を共有したひと。「友達」とか「恋人」みたいに名前をつけるのはなんだかしっくりこなくて、そんな特別で大切なきみを思って作りました。5年経った今も色褪せない曲。心は、どこに行っても繋がっていますようにと願いを込めて歌いました。

音楽活動以外で好きなことや、ハマってるカルチャーは?
ラジオやテレビが大好きです。有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMERをコロナ禍で聞いたのをきっかけに、空気階段の踊り場、エフエムロヒー、大久保佳代子のらぶぶらLOVEなど、芸人さんのラジオを中心に毎週聞いています。
家に帰ったらまずテレビをつけることも習慣です。トークバラエティやグルメバラエティが好きです。
日々のルーティンで大切にしていることは?
ひとり時間を大切にしています。悩んだり、イライラするのが嫌なので、お家でテレビを見たり、散歩しながらラジオを聞いたり、お花屋さんで季節の花を選んで、癒されています。牛乳が大好きなので、毎日ミルクたっぷりのカフェラテを家で作ることも自分の機嫌をとるポイントです(笑)
ミュージシャンとして今後の夢/チャレンジしたいことは?
今年はたくさん活動予定ですが、まずは12月12日のワンマンライブに向けて企画ライブ「四季」を中心に盛り上げたいです!作家として文章の仕事ももっとしていきたいと思っています!
「葉野かほ」の音楽や文章がもっとみなさんの耳や心に届くよう、楽しんでいただけるよう、パワーをぐんぐんつけていきたいです!こいつについてきてよかったな!と思ってもらえるようなかっこいい自分でいたいです。
Photography by Shinsaku Yasujima
Interview, Text & Edit by Saori Hayashida

